くー
日本経済を襲う二つの波―サブプライム危機とグローバリゼーションの行方
- 作者: リチャード・クー
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/07/03
- メディア: ハードカバー
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某総裁候補の経済政策ブレーンという事で、読んでみたが。。うーん、バラマキ!?
景気低迷時の企業は営業キャッシュフローのキャッシュを債務返済に回す(財務キャッシュフローの赤字)ので中央銀行の市中への資金供給は企業の需要が無いため金融機関の貸し出しに繋がらず、停留してしまう。その結果、設備投資→生産→消費...の景気のサイクルが回らず(投資キャッシュフローが動かない)景気はますます低迷。バブル崩壊後の日本も現在の低金利政策中のアメリカもバランスシートが傷んでいる状態では金融政策での企業の資金需要は決して望めない為、財政出動で穴を掘ってでも公共事業で景気を刺激すべきだと(今回の場合は減税による実質公共投資)いうのがバランスシート理論。
ただ今回のFRBの低金利政策は輸出を支えるという意味で景気を下支えしてるとの事。
あと、取り合えず英語と中国後を勉強しとくといいのが何となくわかった。中国人留学生と語学スワップすればスキルつきそう。働く側としては内需依存型企業で働くと今後10年、20年で色々疲弊しそうだ。
日本のリーマンも民事再生法申請しましたね、資産の内情が気になるところ。年末位にはまとめ本期待。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d6851a59d45ba3a4ef801bece3f5233d
凄い批判してます