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今日は講義終えてから軽く2時間程新宿の小滝橋通り沿いのエクセルシオールカフェで財務諸表論の学習をしてからTACに寄って来ました。目的は簿記のテキストの09年度から10年度にかけての改訂箇所の調査。連結で部分時価評価法が廃止されたり、09年では上級期の講義内容だった個別論点の一部がBM期におろされた等をしっかり確認すべく行ってきた。結論としては10年度のテキストは特に必要なくなった。以下備忘録

簿記BMテキストの改訂箇所一覧

09年度では上級論点だった以下の論点が10年度ではBMの論点となっている

  • 減損会計
  • 退職給付会計(差異の処理含む)
  • 棚卸資産の期末評価(09年では棚卸資産の論点に含まれていたはず..。独立した論点として記載がありました)

連結会計において

  • 部分時価評価法が無くなって、全面時価評価法に一本化された(持分法では部分時価評価の考え方を用いる)
  • 支配獲得時に時価評価した資産・負債はその後子会社株式の追加取得が行われても見直さない(追加取得持分に相当する資産・負債の時価評価差額は考慮しない)
  • 09年では上級論点だった子会社が保有する自己株式がBM期の論点となっている
  • 子会社の支配獲得時に、負ののれんが発生した場合は発生年度に一括して「負ののれん発生益」で処理する

こんなもんでしょうか。上記以外に関しては精査していないので何ともいえないのですが、概ね去年と同じという認識で問題無さそうです。この流れだと上級W本科生を受講する流れになりそう。